日本でも有名なマイニングサイトとして上げられるのはnicehashがあげられます。
マイニングをやっている人の大半はこのサイトを利用していると言っても過言ではありません。
Nicehashでマイニングの管理自体はwebブラウザを利用するのでどのOSでも大きな問題となりませんが、マイニングをおこなうnicehash minerソフトとなるとWindowあるいはLinuxに限られてきます。
さらにグラボの調整などはLinuxではシステム部分のテキストを書き換えたりする必要があります。
Windows版ではグラボの調整を専用のソフトで行わないと、ハッシュレートや消費電力に大きな差が生まれます。
minerソフトはOSによりつかえる環境や条件が変わってきます。
Nicehashを動作させレためのOS別ソフト
Windows
とりあえず始めたとかとかも含めた大半の人はWindowsをOSとして使用していると思います。
Windows OSでマイニングするためのminerソフトは2つあります。
1つはnicehash minerともう1つはnicehash quickminerの2つになります。
nicehash minerはAMDとNVIDIAの両方のグラフィックカードに対応していているminerソフトです。
一方、nicehash quickminerはNVIDIAのグラフィックボードしか対応していないminerソフトです。
nicehash quickminerの特徴としてはデジタル署名されており100%安全に使用できるminerソフトとホームページには記載されています。
個人的には100%という表記は本当か疑問が残りますが、他のソフトより安全性が高いminerソフトという理解で良いのかもしれません。
Linux
Linux用としてはnicehash osというminerソフトがでています。
一歩、他のOSから起動用のUSBを作製するnhos flash Toolと言う物があります。
大きな違いはnicehash osは直接SSDやHDDにインストールして使用するLinuxベースのminerソフトになります。
それに対してnhos flash ToolはLinuxベースのminerソフト作成ツールで作製したリグのUSBにUSBメモリーを差し込んで起動させます。
予備のUSBを作製しておけば、OSのアップデートやメンテナンス時、OSCARのトラブルの時にUSBを取り替えるだけなので簡単に作業ができます。
LinuxベースのminerはOSの費用がかからないというメリットがあります。
さらにUSB起動タイプならSSDの費用もさらに抑えるとこができます。
Mac
直接動作させるmac用のminerソフトはありません。
Linuxで起動させるためのUSBメディアを作成するソフトはmacにインストールして使用することはできますが、直接macでマイニングするminerソフトはいまのところmacからでていません。
実際にmacでマイニングするminerソフトが有ったとしてもグラボを複数台接続するのはマイニングリグとして難しいかもしれません。
どのminerソフトがおすすめ?
費用をなるべく削減したい。あるいは大量のグラボフィックボード(8枚以上?)を搭載したいとなるならLinux版のUSB起動がおすすめです。
OSの費用とSSDの費用を合わせると非常に大きな節約ができます。
調整方法が自分で直接テキストを書き込むことができれば、ある程度のハッシュレートの調整や電力調整もおこなうことが出来ます。
ただOS上で直接の調整は難しく、調節するたびにminerソフトを一端シャットダウンさせ別途USBを書き直さないといけないと言う大変さがあります。
その他のメリットとして大量のグラフィックボードを接続しているリグならば動作の安定性という意味でもLinuxで使用するメリットは大きいです。
一方、簡単に手軽にと言う意味ではnicehash quickminerがお勧めです。nicehash minerですとAMDのグラフィックボードが使えるというメリットがありますが、グラフィックボードの調整を自分で行わないといけません。
グラフィックボードの調整は行わなくてもマイニング自体はできますが、消費電力も大きくなり意外にもコストがかかることとなります。
今回は触れていませんが、マイニングpcの自作を参考にしてもらうとハード的な作製の考え方が出ています。
minerソフトは公式ホームページより自由にダウンロードする事が出来ます。
ホームページも日本語下されています。
少し変な日本語の所はありますが、大きくつまずく事は少ないと思うので、チャレンジしてみてください。
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